では、府中で家族葬をした時の話をしたいと思います。私の母は府中生まれの府中育ちでした。ですから、それはとても自然なことだったのです。府中にずっと暮らしてきた人間として、最期は府中で迎えたいという気持ちも良く生前言っていました。ですから、私たちは府中でお葬式をあげるということはごくごく自然なことだったのです。そしてそのことをきっと母は喜んでくれたに違いないと確信しました。
府中で家族葬をすることはもう決まっていました。母がそれを望んだからです。病院に入院した時も、万が一の時は府中でお葬式をあげてほしい、そして家族葬という小さな形で見送って欲しいと本人から頼まれていました。ですから、それほど迷うことはなく、府中で家族葬をあげることができたのです。また、すでに本人もある程度の覚悟はしていましたので、自分でいくつかの葬儀をしてくれるところを探しているようでした。
そのことがわかったので、葬儀をしてくれるところもすぐにわかりました。府中で家族葬をして欲しいという意志がはっきりとわかったので、スムーズに物事が進んだのではないかと今では私も確信しております。そしてそういうことをきちんと生前に言ってくれた母にも感謝しているのです。そうすれば私たちも安心して送り出すことができますものね。
府中で家族葬をするといっても、いろいろな家族葬があるってご存知ですか?ただ家族葬といっても、たとえば宗派による違いだとか、形式だとかいろいろとあるみたいです。仏壇を設けるのか、それともお花だけにするのか、というような選択もあります。母の場合はあまり宗派にはこだわらないということでしたので、お花だけで飾ることにしました。
このようにして、府中で家族葬をあげたわけですが、私にとっても地元である府中で母を送り出すことができたということはとても幸せなことだったと思います。そしてそれを今度は自分も実践して欲しいなと思って自分の子どもや兄弟ともそういう話をしているのです。そういうことはきちんと話し合っておいた方がいいですものね。府中で家族葬をあげることは、私にとっての最期の希望にもなると思います。きっとそれがわかっていれば、最期の最期まで、穏やかな気持ちでいられるのではないかと感じているのです。
府中で家族葬の参考情報 → http://www.yamato-sousai.co.jp/sub_fucyu.html